瑠璃鳥るりちょう)” の例文
耳をすませば瑠璃鳥るりちょう深山頬白みやまほおじろ、くろつぐみ、駒どり、ひよどり、また昼時鳥ひるほととぎすまでが、こだまするばかりわしているのだった。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
胸の赤いアメリカ駒鳥こまどりは群をなすことはないようであるが、いつでも二、三羽裏庭の芝生にやってきている。たいへん姿勢のよい鳥である。それから瑠璃鳥るりちょうのような色の鳥もよくくる。
ウィネッカの秋 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)