“かみなり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カミナリ
語句割合
53.8%
雷鳴32.6%
神鳴5.3%
雷神3.0%
雷公2.3%
遠雷0.8%
電公0.8%
霹靂0.8%
鳴神0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
直立してゐたもので、さは七八十尺もあつたものですが、二百年程前ちたゝめにれたのだといふことでありました。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
不思議なのは、雷狩をした年の夏は、屹度雷鳴が少いといふ事だ。この雷狩は山や野原でするりでなく、またでもやる。
その癖前に恐しかつた犬や神鳴ともない。僕はをととひ(七月十八日)も二三匹の犬がえ立てる中を歩いて行つた。
鵠沼雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「お萩はまさか雷神に打たれて死んだわけじゃあるめえ。何んかこう証拠らしいものを掴めないものかな」
そういうわけでなかなか世事に通じていた。たとえばどこそこでは雷公蜈蚣のお化けをき殺した。どこそこでは箱入娘が夜叉のような子を産んだ。というようなことなど好く知っていた。
風波 (新字新仮名) / 魯迅(著)
「皆んな顏を揃へて、二階の遠雷の濟むのを待つて居た樣ですよ」
あ、! さう強くくから毎々球がげ出すのだ。風早の球はいから癇癪玉と謂ふのだし、遊佐のは馬鹿にいから蒟蒻玉。それで、二人の撞くところは電公蚊帳捫択してゐるやうなものだ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
と見るまに、天の一角にあたって、霹靂が鳴り、電光がはためき、ぽつ、ぽつ、と痛いような大粒の雨かと思ううち、それも一瞬で、やがて盆をくつがえすような大雷雨とはなってきた。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「あッ、待ちなよ、そのなりで家の中へ入られちゃたまらない——大丈夫、鬢の毛も顎の先も別条はねえ、鳴神だって見境があらァな、お前なんかに落ちてやるものか」