トップ
>
蒟蒻玉
ふりがな文庫
“蒟蒻玉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こんにやくだま
60.0%
こんにゃくだま
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんにやくだま
(逆引き)
己
(
おれ
)
が、
此
(
こ
)
の
心
(
こゝろ
)
も
知
(
し
)
らずに、けろりとして
済
(
す
)
ました
面
(
つら
)
よ。おのれ
石
(
いし
)
でも、
己
(
おれ
)
が
此
(
こ
)
の
心
(
こゝろ
)
を
汲
(
く
)
んで、
睫毛
(
まつげ
)
に
露
(
つゆ
)
も
宿
(
やど
)
さないか。
霞
(
かすみ
)
にも
曇
(
くも
)
らぬ
瞳
(
ひとみ
)
は、
蒟蒻玉
(
こんにやくだま
)
同然
(
どうぜん
)
だ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
あ、
痛
(
いた
)
! さう強く
撞
(
つ
)
くから毎々球が
滾
(
ころ
)
げ出すのだ。風早の球は
暴
(
あら
)
いから
癇癪玉
(
かんしやくだま
)
と謂ふのだし、遊佐のは馬鹿に
柔
(
やはらか
)
いから
蒟蒻玉
(
こんにやくだま
)
。それで、二人の撞くところは
電公
(
かみなり
)
と
蚊帳
(
かや
)
が
捫択
(
もんちやく
)
してゐるやうなものだ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
蒟蒻玉(こんにやくだま)の例文をもっと
(3作品)
見る
こんにゃくだま
(逆引き)
「晩飯を食わせるから来いというんでいったんです、ふところ都合も余りよくはねえだろうと思ってこっちは頑てきに
角樽
(
つのだる
)
を持たせていったくらいなんです、ところがあの
蒟蒻玉
(
こんにゃくだま
)
は」
評釈勘忍記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「
瑳
(
みが
)
いたら瑳いたゞけに光るなり、性根玉でも何の玉でも」と書くと、いつの間に誰か書き
副
(
そ
)
えて、「光るかの
蒟蒻玉
(
こんにゃくだま
)
ときん玉と、こんな歌よむ性根玉でも」とあったと『一話一言』で読んだ。
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
蒟蒻玉(こんにゃくだま)の例文をもっと
(2作品)
見る
蒟
漢検1級
部首:⾋
13画
蒻
漢検1級
部首:⾋
13画
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
“蒟蒻”で始まる語句
蒟蒻
蒟蒻閻魔
蒟蒻本
蒟蒻屋
蒟蒻島
蒟蒻版
蒟蒻嶋
蒟蒻板
蒟蒻球
蒟蒻粉
検索の候補
蒟蒻
糸蒟蒻
蒟蒻閻魔
蒟蒻本
蒟蒻島
菎蒻玉
凍蒟蒻
蒟蒻躍
蒟蒻芋
蒟蒻色
“蒟蒻玉”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
南方熊楠
野口雨情
泉鏡太郎
山本周五郎
泉鏡花