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蒟蒻玉
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こんにやくだま
ふりがな文庫
“
蒟蒻玉
(
こんにやくだま
)” の例文
己
(
おれ
)
が、
此
(
こ
)
の
心
(
こゝろ
)
も
知
(
し
)
らずに、けろりとして
済
(
す
)
ました
面
(
つら
)
よ。おのれ
石
(
いし
)
でも、
己
(
おれ
)
が
此
(
こ
)
の
心
(
こゝろ
)
を
汲
(
く
)
んで、
睫毛
(
まつげ
)
に
露
(
つゆ
)
も
宿
(
やど
)
さないか。
霞
(
かすみ
)
にも
曇
(
くも
)
らぬ
瞳
(
ひとみ
)
は、
蒟蒻玉
(
こんにやくだま
)
同然
(
どうぜん
)
だ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
あ、
痛
(
いた
)
! さう強く
撞
(
つ
)
くから毎々球が
滾
(
ころ
)
げ出すのだ。風早の球は
暴
(
あら
)
いから
癇癪玉
(
かんしやくだま
)
と謂ふのだし、遊佐のは馬鹿に
柔
(
やはらか
)
いから
蒟蒻玉
(
こんにやくだま
)
。それで、二人の撞くところは
電公
(
かみなり
)
と
蚊帳
(
かや
)
が
捫択
(
もんちやく
)
してゐるやうなものだ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
蒟蒻玉
(
こんにやくだま
)
見てる
別後
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
蒟
漢検1級
部首:⾋
13画
蒻
漢検1級
部首:⾋
13画
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
“蒟蒻”で始まる語句
蒟蒻
蒟蒻閻魔
蒟蒻本
蒟蒻屋
蒟蒻島
蒟蒻版
蒟蒻嶋
蒟蒻板
蒟蒻球
蒟蒻粉