“えんらい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
遠雷85.7%
遠来14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『獅子(しゝ)の友呼(ともよ)び!。』と一名(いちめい)の水兵(すいへい)は咡(さゝや)いた。成程(なるほど)遠雷(えんらい)の如(ごと)き叫聲(さけびごゑ)が野山(のやま)に響渡(ひゞきわた)ると、忽(たちま)に其處(そこ)の森(もり)からも、彼處(かしこ)の岩陰(いはかげ)からも三頭(さんとう)五頭(ごとう)と猛獸(まうじう)は群(ぐん)をなして現(あら)はれて來(き)た。
雨乞(あまごい)の雨は、いづれ後刻(ごこく)の事にして、其のまゝ壇を降(くだ)つたらば無事だつたらう。処(ところ)が、遠雷(えんらい)の音でも聞かすか、暗転に成らなければ、舞台に馴(な)れた女優だけに幕が切れない。
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
五百パーセントの闇値段(やみねだん)で集められた豪華な料理であって、これ全(すべ)て、遠来(えんらい)の金博士——いや