“なるかみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鳴神75.0%
鳴雷6.3%
神鳴6.3%
雷神6.3%
雷鳴6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「君公庁おおやけに召され給うと聞きしより、かねてあわれをかけつる隣のおきなをかたらい、とみに野らなる宿やどのさまをこしらえ、我をとらんずときに鳴神なるかみ響かせしは、まろやが計較たばかりつるなり」
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
寄せきたるひゞき怖ろし鳴雷なるかみ
北村透谷詩集 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
鳴雷なるかみは髑髏厭ふてたけるかや
北村透谷詩集 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
後の鬼丸(これは大和の前鬼後鬼より採った名か)、天満てんまの力蔵、今日の命知らず、今宮の早鐘、脇見ずの山桜、夢の黒船、髭の樊噲はんかい神鳴なるかみの孫助、さざ波金碇かねいかり、くれないの竜田、今不二の山
「死ねやも」は、「雷神なるかみの少しとよみてさしくもり雨も降れやも」(巻十一・二五一三)と同じである。併しこの訓には異説もある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
かれらは永劫とわ雷鳴なるかみのもとに
ウスナの家 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)