“枇杷葉湯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
びわようとう60.0%
びわよとう20.0%
びはえふたう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同じく昔の郷里の夏の情趣と結びついている思い出の売り声の中でも枇杷葉湯びわようとう売りのそれなどは、今ではもう忘れている人よりも知らぬ人が多いであろう。
物売りの声 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
黒のパッチに目明し草履、だれが見たって御用聞と知れるのに、捕まえたの追いこんだの、枇杷葉湯びわよとうがびっくりして逃げ腰になってるじゃねえか。
つぶさずにマア落付て聞給へダガ九郎兵衞殿此方こなたの娘も偖々枇杷葉湯びはえふたう誰にもかれにも大振舞情の深い人さんぢやして又庄屋の後家ごけ樣よ此方の息子むすこ物喰ものくひよし何を喰てもあたるめへサア聞なせへ/\
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)