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びは
ふりがな文庫
“びは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
枇杷
57.9%
琵琶
42.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
枇杷
(逆引き)
春さき、
牡丹色
(
ぼたんいろ
)
の花が咲いた躑躅を思ひ出して、昔のことが、まるで昨日のやうに思へた。猫は暫くしてから、のそのそとものうげに垣根のそばの、
枇杷
(
びは
)
の木の下をくゞつて外へ出て行つた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
マーキュ はて、
戀
(
こひ
)
が
盲
(
めくら
)
なら
的
(
まと
)
を
射中
(
いあ
)
てることは
出來
(
でき
)
まい。
今頃
(
いまごろ
)
はロミオめ、
枇杷
(
びわ
)
の
木蔭
(
こかげ
)
に
蹲踞
(
しゃが
)
んで、あゝ、
予
(
わし
)
の
戀人
(
おてき
)
が、あの
娘共
(
むすめども
)
が
内密
(
ないしょ
)
で
笑
(
わら
)
ふ
此
(
この
)
枇杷
(
びは
)
のやうならば、
何
(
なん
)
のかのと
念
(
ねん
)
じて
居
(
ゐ
)
よう。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
びは(枇杷)の例文をもっと
(11作品)
見る
琵琶
(逆引き)
ゴオテイエが娘の
支那
(
シナ
)
は既に云ひぬ。José Maria de Heredia が日本も
亦
(
また
)
別乾坤
(
べつけんこん
)
なり。
簾裡
(
れんり
)
の美人
琵琶
(
びは
)
を
弾
(
たん
)
じて鉄衣の勇士の
来
(
きた
)
るを待つ。景情
元
(
もと
)
より日本ならざるに非ず。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
何となく琴曲を
欲
(
おも
)
ふ時に
薩摩
(
さつま
)
琵琶
(
びは
)
を聞くが如きの感あるなれ。
「伽羅枕」及び「新葉末集」
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
びは(琵琶)の例文をもっと
(8作品)
見る
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