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簾裡
ふりがな文庫
“簾裡”の読み方と例文
読み方
割合
れんり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れんり
(逆引き)
玉座の
簾裡
(
れんり
)
、大衆のさとる気づかいはないから、しばらくは、“身代り天皇”を以て——という、お考えに出たものらしい。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ゴオテイエが娘の
支那
(
シナ
)
は既に云ひぬ。José Maria de Heredia が日本も
亦
(
また
)
別乾坤
(
べつけんこん
)
なり。
簾裡
(
れんり
)
の美人
琵琶
(
びは
)
を
弾
(
たん
)
じて鉄衣の勇士の
来
(
きた
)
るを待つ。景情
元
(
もと
)
より日本ならざるに非ず。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
十四初めて
黛
(
まゆ
)
を描き、十五すでに
簾裡
(
れんり
)
に
裳
(
もすそ
)
を曳く——と、玉の
輿
(
こし
)
を羨まれた彼女も、ことし二十三、はやくも両の乳に三児を抱いて、住むに家もなく、大悲の
御廂
(
みひさし
)
にこの寒空の夜を
凌
(
しの
)
ごうとは
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
簾裡(れんり)の例文をもっと
(3作品)
見る
簾
漢検準1級
部首:⽵
19画
裡
漢検準1級
部首:⾐
12画
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簾
簾中
簾越
簾戸
簾下
簾外
簾子
簾麩
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簾垂
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