“簾下”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
れんか75.0%
スダレシタ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、簾下れんかにひれ伏している一武臣を、あららかに、満身のおいきどおりで叱ッていた。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして彼自身は、かぶとを手に持って、帝の簾下れんかにひざまずいて頓首していた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
車の前に出てゐるキレの、簾下スダレシタといふべきを下簾シタスダレと言ひ、岡の傍で岡片ヲカガタとも言ふべき所を片岡と言ふ。
古代中世言語論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)