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簾越
ふりがな文庫
“簾越”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すだれご
81.8%
すだれごし
18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すだれご
(逆引き)
甲胄
(
かっちゅう
)
の擦れ合う音をたてて、宮様ご警護の竹原家の家来が、館の庭を
往来
(
ゆきき
)
している姿が、
簾越
(
すだれご
)
しに見えるのへ、隆貞は視線を投げていた。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
白い
仮面
(
めん
)
のような女の顔——バラリと黒髪がかかって、
簾越
(
すだれご
)
しの月のように、やわらかい
絖
(
ぬめ
)
と
長襦袢
(
ながじゅばん
)
の中に埋まっている。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
簾越(すだれご)の例文をもっと
(9作品)
見る
すだれごし
(逆引き)
うとうととしていると何だか急にゾーッと
悪寒
(
さむけ
)
を覚えたので思わず窓の
簾越
(
すだれごし
)
に庭の方を見るとハット
吃驚
(
びっくり
)
した
暗夜の白髪
(新字新仮名)
/
沼田一雅
(著)
ああ、時ならぬ、
簾越
(
すだれごし
)
なる紅梅や、みどりに紺
段々
(
だんだら
)
八丈の小掻巻を肩にかけて、お夏は
静
(
じっ
)
としていた。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
簾越(すだれごし)の例文をもっと
(2作品)
見る
簾
漢検準1級
部首:⽵
19画
越
常用漢字
中学
部首:⾛
12画
“簾”で始まる語句
簾
簾中
簾戸
簾下
簾外
簾子
簾裡
簾麩
簾藤
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検索の候補
青簾越
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吉川英治
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