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絖
ふりがな文庫
“絖”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぬめ
96.0%
きぬ
4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬめ
(逆引き)
横に
刎
(
は
)
ねて、ずり
下
(
おり
)
る子供の重みで、するりと半纏の襟が
辷
(
すべ
)
ると、肩から着くずれがして、
緋
(
ひ
)
を一文字に
衝
(
つッ
)
と引いた、
絖
(
ぬめ
)
のような肌が。
菊あわせ
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
犬養木堂は、憲政擁護の神様だつた頃は、人が頼むと、おいそれと気持よく
絖
(
ぬめ
)
なり、画箋紙なりへ達者な書をかいて呉れたものだ。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
絖(ぬめ)の例文をもっと
(24作品)
見る
きぬ
(逆引き)
ふっくらとしたおもながの顔で
絖
(
きぬ
)
のようになめらかな、しっとりと白い
膚
(
はだ
)
をしている、眉は薄墨で描いたような柔毛であるが、それが細いやさしそうな眼とよくうつって、温かい気品と
半之助祝言
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
絖(きぬ)の例文をもっと
(1作品)
見る
絖
漢検1級
部首:⽷
12画
“絖”を含む語句
白絖
紫紺絖小姓袴
浅黄絖
白地絖
紫紺絖
絖地
絖絹
黒絖龍文
“絖”のふりがなが多い著者
吉井勇
三上於菟吉
橘外男
久生十蘭
吉川英治
徳田秋声
泉鏡太郎
佐々木味津三
幸田露伴
夏目漱石