トップ
>
白絖
ふりがな文庫
“白絖”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しろぬめ
80.0%
しろぎぬ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しろぬめ
(逆引き)
白絖
(
しろぬめ
)
のかいどりにくるまれたまま、グッタリそこへ仆れる……。お綱は驚いて肌をさわってみた。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
藤十郎の心にそうした、物狂わしい
颷風
(
ひょうふう
)
が起っていようとは、夢にも気付かないらしいお
梶
(
かじ
)
は押入れから
白絖
(
しろぬめ
)
の
夜着
(
よぎ
)
を取出すと、藤十郎の背後に廻りながら、ふうわりと着せかけた。
藤十郎の恋
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
白絖(しろぬめ)の例文をもっと
(4作品)
見る
しろぎぬ
(逆引き)
白絖
(
しろぎぬ
)
の
玉帯
(
ぎょくたい
)
へ、血しおを以て
詔詞
(
みことのり
)
を書かれ、伏皇后にお命じあって、それに
紫錦
(
しきん
)
の裏をかさね、針の目もこまかに玉帯の
芯
(
しん
)
に縫いこんでしまわれた。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
玉帯の中の
白絖
(
しろぎぬ
)
の芯が微かにうかがえたのである。それだけならよいが、白絖には、血らしいものがにじんでいる。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
白絖(しろぎぬ)の例文をもっと
(1作品)
見る
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
絖
漢検1級
部首:⽷
12画
“白”で始まる語句
白
白粉
白髪
白痴
白洲
白眼
白衣
白刃
白銀
白々
検索の候補
白地絖
“白絖”のふりがなが多い著者
吉川英治
菊池寛