“ぬめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
92.3%
光綾3.8%
3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
犬養木堂は、憲政擁護の神様だつた頃は、人が頼むと、おいそれと気持よくぬめなり、画箋紙なりへ達者な書をかいて呉れたものだ。
白梅月夜にふさわしい銀作りの大小夜目ながらきらびやかに、一人は年頃三十前後の屈強な武士、一人は光綾ぬめの振袖に金糸のぬいも好ましい前髪立の若衆であった。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
少年の掌はにちゃにちゃぬめっていて、蛞蝓なめくじのような触覚がある。気持が悪い。
美少年 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)