“簾外”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
れんぐわい60.0%
れんがい40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
普段着のまゝのつくろはない女の姿を簾外れんぐわいに見る趣にも譬へられるであらう。
畦道 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
道庵は御典醫ごてんいではありませんが、上樣の御聲掛りで、萬一の場合は城中にも御呼出しがあつて、簾外れんぐわいから糸脈を引くことなどがあり、町醫乍ら苗字帶刀を許され、御納戸町に門戸を張つて
簾外れんがいから糸脈いとみゃくを引くことなどがあり、町医ながら苗字帯刀みょうじたいとうを許され、御納戸町に門戸を張って、江戸三名医の一人と言われるほどの人物でした。
番兵が秘扉ひひをひらいて、彼を簾外れんがいへいざなうと、玄徳の妻室甘夫人かんふじんと、側室の糜夫人びふじん
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)