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糸脈
ふりがな文庫
“糸脈”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いとみゃく
66.7%
いとみやく
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いとみゃく
(逆引き)
簾外
(
れんがい
)
から
糸脈
(
いとみゃく
)
を引くことなどがあり、町医ながら
苗字帯刀
(
みょうじたいとう
)
を許され、御納戸町に門戸を張って、江戸三名医の一人と言われるほどの人物でした。
銭形平次捕物控:025 兵糧丸秘聞
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
これを
糸脈
(
いとみゃく
)
というのですが、恐らくは形式だけのものでしょう。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
糸脈(いとみゃく)の例文をもっと
(2作品)
見る
いとみやく
(逆引き)
「嫌な野郎だな——お小遣を借りるのに、
糸脈
(
いとみやく
)
を引いてやがる」
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
糸脈(いとみやく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“糸脈”の解説
糸脈(いとみゃく)は、明治時代に近代医学を導入する以前に日本で行なわれたとされる診察法。その体に直接触れることが許されない高貴な人を医師が診察する際、脈を見るためにその人の手首に糸を巻き、医師は離れた所で糸を伝わって来る脈を感じ取ったというもの。もとは中国から伝わったともされるが文献資料は少なく、医学史家の間では、一般的にそのような診察法の存在については否定的である。
(出典:Wikipedia)
糸
常用漢字
小1
部首:⽷
6画
脈
常用漢字
小5
部首:⾁
10画
“糸”で始まる語句
糸
糸瓜
糸屑
糸織
糸杉
糸底
糸魚川
糸口
糸巻
糸目
“糸脈”のふりがなが多い著者
小金井喜美子
野村胡堂