“丘壑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きうがく50.0%
きゆうかく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いだす此人し東京にいでて學ぶこと多年ならばいかなる英傑とならんも知れずと我輩曰くかゝる奇才子は宜しく此の山間に生涯を終りて奇を丘壑きうがくうづむべし然らずして東京へいでてなまじひに學問を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
東北は山又山を重ねて、琅玕ろうかん玉簾ぎよくれん深く夏日のおそるべきをさへぎりたれば、四面遊目ゆうもくに足りて丘壑きゆうかくの富をほしいままにし、林泉のおごりきはめ、又有るまじき清福自在の別境なり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)