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玉簾
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ぎょくれん
ふりがな文庫
“
玉簾
(
ぎょくれん
)” の例文
従来、主上と申し奉るは深い
玉簾
(
ぎょくれん
)
の内にこもらせられ、人間にかわらせたもうようにわずかに限りある
公卿
(
くげ
)
たちのほかには拝し奉ることもできないありさまであった。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
あの
山城
(
やましろ
)
の皇居を海に近い
武蔵
(
むさし
)
の東京に
遷
(
うつ
)
し、新しい都を建てられた当初の
御志
(
おんこころざし
)
に変わりなく、従来深い
玉簾
(
ぎょくれん
)
の内にのみこもらせられた旧習をも打ち破られ、帝自らかく国々に
御幸
(
みゆき
)
したまい
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
簾
漢検準1級
部首:⽵
19画
“玉簾”で始まる語句
玉簾瀬