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驩喜
ふりがな文庫
“驩喜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よろこび
50.0%
かんき
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よろこび
(逆引き)
朝から
暖
(
あたたか
)
だ。鶏の声が殊に
長閑
(
のどか
)
に聞こえる。昨日終日終夜の雨で、畑も土も真黒に潤うた。麦の緑が目立って
濃
(
こ
)
うなった。緑の麦は、見る眼の
驩喜
(
よろこび
)
である。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
冴
(
さ
)
えかえる初春の空に
白光
(
しろびか
)
りする羽たゝきして雲雀が鳴いて居る。春の
驩喜
(
よろこび
)
は聞く人の心に
涌
(
わ
)
いて来る。雲雀は麦の
伶人
(
れいじん
)
である。雲雀の歌から武蔵野の春は立つのだ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
驩喜(よろこび)の例文をもっと
(1作品)
見る
かんき
(逆引き)
と見て、妻が更に五六
粒
(
つぶ
)
拾った。「椎が
実
(
な
)
った! 椎が実った!」
驩喜
(
かんき
)
の声が家に
盈
(
み
)
ちた。田舎住居は斯様な事が
大
(
たい
)
した喜の原になる。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
驩喜(かんき)の例文をもっと
(1作品)
見る
驩
漢検1級
部首:⾺
27画
喜
常用漢字
小5
部首:⼝
12画
“驩”で始まる語句
驩迎
驩待
驩心
驩待振
驩
驩州
“驩喜”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花