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驩喜
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よろこび
ふりがな文庫
“
驩喜
(
よろこび
)” の例文
朝から
暖
(
あたたか
)
だ。鶏の声が殊に
長閑
(
のどか
)
に聞こえる。昨日終日終夜の雨で、畑も土も真黒に潤うた。麦の緑が目立って
濃
(
こ
)
うなった。緑の麦は、見る眼の
驩喜
(
よろこび
)
である。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
冴
(
さ
)
えかえる初春の空に
白光
(
しろびか
)
りする羽たゝきして雲雀が鳴いて居る。春の
驩喜
(
よろこび
)
は聞く人の心に
涌
(
わ
)
いて来る。雲雀は麦の
伶人
(
れいじん
)
である。雲雀の歌から武蔵野の春は立つのだ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
驩
漢検1級
部首:⾺
27画
喜
常用漢字
小5
部首:⼝
12画
“驩”で始まる語句
驩迎
驩待
驩心
驩待振
驩
驩州