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嘉瑞
ふりがな文庫
“嘉瑞”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かずゐ
50.0%
かずい
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かずゐ
(逆引き)
江戸には雪の
降
(
ふら
)
ざる年もあれば、初雪はことさらに
美賞
(
びしやう
)
し、雪見の
船
(
ふね
)
に
哥妓
(
かぎ
)
を
携
(
たづさ
)
へ、雪の
茶
(
ちや
)
の
湯
(
ゆ
)
に
賓客
(
ひんかく
)
を
招
(
まね
)
き、
青楼
(
せいろう
)
は雪を
居続
(
ゐつゞけ
)
の
媒
(
なかだち
)
となし、
酒亭
(
しゆてい
)
は雪を
来客
(
らいかく
)
の
嘉瑞
(
かずゐ
)
となす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
聖代
(
せうだい
)
第
(
だい
)
一の
嘉瑞
(
かずゐ
)
なり
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
嘉瑞(かずゐ)の例文をもっと
(2作品)
見る
かずい
(逆引き)
左伝
(
さでん
)
に平地尺に
盈
(
みつる
)
を大雪と
為
(
す
)
と見えたるは
其
(
その
)
国暖地なればなり。唐の
韓愈
(
かんゆ
)
が雪を豊年の
嘉瑞
(
かずい
)
といひしも暖国の論なり。されど
唐土
(
もろこし
)
にも寒国は八月雪
降
(
ふる
)
事
五雑俎
(
ござっそ
)
に見えたり。
雪
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
側近の者皆
宝祚
(
ほうそ
)
長久の
嘉瑞
(
かずい
)
なりと奉答したが、只万里小路藤房は、政道正しからざるに依り、房星の精、化して竜馬となり人心を動揺せしめるのだと云って、時弊を痛論した。
四条畷の戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
嘉瑞(かずい)の例文をもっと
(2作品)
見る
嘉
漢検準1級
部首:⼝
14画
瑞
漢検準1級
部首:⽟
13画
“嘉”で始まる語句
嘉
嘉永
嘉吉
嘉納
嘉助
嘉十
嘉代
嘉賞
嘉兵衛
嘉暦
“嘉瑞”のふりがなが多い著者
伊良子清白
鈴木牧之
山東京山
菊池寛
中谷宇吉郎