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かずゐ
ふりがな文庫
“かずゐ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
嘉瑞
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嘉瑞
(逆引き)
江戸には雪の
降
(
ふら
)
ざる年もあれば、初雪はことさらに
美賞
(
びしやう
)
し、雪見の
船
(
ふね
)
に
哥妓
(
かぎ
)
を
携
(
たづさ
)
へ、雪の
茶
(
ちや
)
の
湯
(
ゆ
)
に
賓客
(
ひんかく
)
を
招
(
まね
)
き、
青楼
(
せいろう
)
は雪を
居続
(
ゐつゞけ
)
の
媒
(
なかだち
)
となし、
酒亭
(
しゆてい
)
は雪を
来客
(
らいかく
)
の
嘉瑞
(
かずゐ
)
となす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
聖代
(
せうだい
)
第
(
だい
)
一の
嘉瑞
(
かずゐ
)
なり
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
左伝に(隠公八年)
平地
(
へいち
)
尺
(
しやく
)
に
盈
(
みつる
)
を大雪と
為
(
す
)
と
見
(
み
)
えたるは
其国
(
そのくに
)
暖地
(
だんち
)
なれば也。
唐
(
たう
)
の
韓愈
(
かんゆ
)
が雪を
豊年
(
ほうねん
)
の
嘉瑞
(
かずゐ
)
といひしも
暖国
(
だんこく
)
の
論
(
ろん
)
也。されど
唐土
(
もろこし
)
にも寒国は八月雪
降
(
ふる
)
事
五雑組
(
ござつそ
)
に見えたり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
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