“三八”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんぱち60.0%
さんぱ20.0%
さんぱっ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三八さんぱちといへる百姓は一人ひとりの母につかへて、至孝ならぶものなかりける。或年あるとし霜月しもつき下旬の頃、母たけのこしよくたきよしのぞみける。
案頭の書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
損「なりますとも、一晩ひとばん四布よのが五銭に、三布布団みのぶとんが三銭、しめ八銭、三八さんぱ二円四十銭しじっせんが二ヶ月で四円八十銭に成りますわねえ」
三八さんぱっさんにまで御苦労を掛けて済みませんが、申し茂之助さん、何う為たんだよ、お前さんようく気を落着けておくれよ、大金を出して私を身請えしたと云うとこを恩に掛けて居なさるけれども
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)