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三八
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さんぱち
ふりがな文庫
“
三八
(
さんぱち
)” の例文
三八
(
さんぱち
)
といへる百姓は
一人
(
ひとり
)
の母につかへて、至孝ならぶものなかりける。
或年
(
あるとし
)
の
霜月
(
しもつき
)
下旬の頃、母
筍
(
たけのこ
)
を
食
(
しよく
)
し
度
(
たき
)
由
(
よし
)
のぞみける。
案頭の書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
まだ自分たちと同じく
蠣殻町
(
かきがらちょう
)
の父の家に住居のころ、
一六
(
いちろく
)
か
三八
(
さんぱち
)
か日取りは記憶せぬが月に数回、師を
聘
(
へい
)
して正式に茶の湯の道を学んだのが始めで
茶の本:01 はしがき
(新字新仮名)
/
岡倉由三郎
(著)
三八
(
さんぱち
)
の日にお町と逢引することを知って、その日を選って火を
放
(
つ
)
けて歩いたほどの奴だから、付火道具だって、あの納屋に隠すに決っているんだがそこまで気のつかなかったのは凡夫の浅ましささ
銭形平次捕物控:059 酒屋火事
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
挊
(
かせ
)
げばかせぐほど貧しく成り、次第/\に家をとろへ、今は
朝夕
(
あさゆふ
)
のけぶりさへたえ/″\に成りければ、
三八
(
さんぱち
)
女房に云ふやう、(中略)ふたりが中にまうけし娘ことし十五まで育てぬれ共
案頭の書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
“三八”で始まる語句
三八七