“下略”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げりやく75.0%
げりゃく25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
極めて人を感動せしむる力量あり。彼は「彼が三十の時」(千九百十五年)の序の中に、つてかう言つてゐる。下略げりやく。等の類である。
日本小説の支那訳 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
是は粗相千万そさうせんばん、(中略)と後先あとさき揃はぬ事を云ふて、又もと夜着よぎへこそこそはいつて、寝るより早く其処そこを立ち退き、(下略げりやく
案頭の書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
例えば紀州の南部牟婁むろ郡の一部で、稲扱きをタカセと謂っている者があるが、是などは竹センバの下略げりゃくかどうか、私にもまだ意味がはっきりせぬ。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)