トップ
>
揷画
ふりがな文庫
“揷画”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さしえ
60.0%
さしゑ
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さしえ
(逆引き)
おげんはまだ心も柔く物にも感じ
易
(
やす
)
い若い娘の頃に馬琴の小説本で読み、北斎の
揷画
(
さしえ
)
で見た伏姫の物語の記憶を辿って、それをあの奥様に結びつけて想像して見た。
ある女の生涯
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
さながら動物図鑑の
揷画
(
さしえ
)
に描ける
海狸
(
キャストオル
)
もかくやと思われるばかり、世にも愛らしき眺めであった。
ノンシャラン道中記:03 謝肉祭の支那服 ――地中海避寒地の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
揷画(さしえ)の例文をもっと
(3作品)
見る
さしゑ
(逆引き)
大阪の画工
北璿
(
ほくせん
)
の著はせる
古今実物語
(
ここんじつものがたり
)
と云ふ書あり。前後四巻、作者の筆に成れる
揷画
(
さしゑ
)
を
交
(
まじ
)
ふ。格別
稀覯書
(
きかうしよ
)
にはあらざれども、
聊
(
いささ
)
か
風変
(
ふうがは
)
りの
趣
(
おもむき
)
あれば、そのあらましを紹介すべし。
案頭の書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
葛飾北斎
(
かつしかほくさい
)
が
水滸画伝
(
すゐこぐわでん
)
の
揷画
(
さしゑ
)
も、誰か又是を以て
如実
(
によじつ
)
に支那を写したりと云はん。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
揷画(さしゑ)の例文をもっと
(2作品)
見る
揷
部首:⼿
12画
画
常用漢字
小2
部首:⽥
8画
“揷”で始まる語句
揷
揷話
揷頭
揷入
揷絵
揷込
揷歯
揷古
揷物
揷秧
“揷画”のふりがなが多い著者
島崎藤村
久生十蘭
森鴎外
芥川竜之介