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揷画
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さしえ
ふりがな文庫
“
揷画
(
さしえ
)” の例文
おげんはまだ心も柔く物にも感じ
易
(
やす
)
い若い娘の頃に馬琴の小説本で読み、北斎の
揷画
(
さしえ
)
で見た伏姫の物語の記憶を辿って、それをあの奥様に結びつけて想像して見た。
ある女の生涯
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
さながら動物図鑑の
揷画
(
さしえ
)
に描ける
海狸
(
キャストオル
)
もかくやと思われるばかり、世にも愛らしき眺めであった。
ノンシャラン道中記:03 謝肉祭の支那服 ――地中海避寒地の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
これにも
揷画
(
さしえ
)
があるが、左程見苦しい処はかいてないのである。
ヰタ・セクスアリス
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
揷
部首:⼿
12画
画
常用漢字
小2
部首:⽥
8画
“揷”で始まる語句
揷
揷話
揷頭
揷入
揷絵
揷込
揷歯
揷古
揷物
揷秧