“牛王”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎうわう33.3%
ごわう33.3%
ごおう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時牛王ぎうわうをもてるヘーレー答へて彼にいふ、 360
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
うらみをなさんと一念此身をはなれず今宵こよひかの家にゆかんと思へどあるじつねづね観音を信じ、門戸もんこ二月堂にぐわつだう牛王ごわうを押し置きけるゆゑ、死霊しりやうの近づくことかなはず(中略)牛王をとりのけたまはらば
案頭の書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
それ牛王ごおうを血にけがし神を証人とせしはまだゆかしき所ありしに、近来は熊野くまのを茶にしてばちを恐れず、金銀を命と大切だいじにして、ひとつきん千両なり右借用仕候段実正みぎしゃくようつかまつりそうろうだんじっしょうなりと本式の証文り置き
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)