“やしゅく”の漢字の書き方と例文
語句割合
野宿100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徳川時代の法令などに、野非人のびにん・無宿などというのは、やはりこの徒の堕落したもので、平安朝頃の書物には野宿やしゅくなどともあります。すなわち野伏のぶしです。
燕将譚淵たんえん董中峰とうちゅうほう、南将荘得そうとくと戦って死し、南軍また荘得そうとく楚知そち張皀旗ちょうそうき等を失う。日暮れ、おのおの兵をおさめて営に入る。燕王十余騎を以て庸の営にせまって野宿やしゅくす。天く、四面皆敵なり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)