“ほつけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
法華90.9%
法花9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或年(あるとし)の住僧此塔の出たる時天を拝していのる、我法華(ほつけ)千部読経(どくきやう)の願(ぐわん)あり、今一年にして満(みて)り、何とぞ命を今一年延(のば)し玉へと念じて、かの塔を川中の淵(ふち)に投(なげ)こみたり。
其時(そのとき)荒坊主(あらばうず)岸破(がば)と起上(おきあが)り、舳(へさき)に突立(つゝた)ツて、はつたと睨(ね)め付(つ)け、「いかに龍神(りうじん)不禮(ぶれい)をすな、此(この)船(ふね)には文覺(もんがく)と云(い)ふ法華(ほつけ)の行者(ぎやうじや)が乘(の)つて居(ゐ)るぞ!」と大音(だいおん)に叱(しか)り付(つ)けたと謂(い)ふ。
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
今は法花(ほつけ)の門番(もんばん)となる
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)