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岸破
ふりがな文庫
“岸破”の読み方と例文
読み方
割合
がば
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がば
(逆引き)
子爵は心に喜びつつ写真機の前に進み出で、今や
鏡面
(
レンズ
)
を開かんと構ふる時、貴婦人の頬杖は
忽
(
たちま
)
ち
頽
(
くづ
)
れて、その身は燈籠の笠の上に折重なりて
岸破
(
がば
)
と伏しぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ずるずる
黒繻子
(
くろじゅす
)
の解くるを取って棄て、
引据
(
ひきす
)
え、お沢の両手をもて
犇
(
ひし
)
と
蔽
(
おお
)
う乱れたる胸に、
岸破
(
がば
)
と手を
差入
(
さしいれ
)
る
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蹴られて金眸
岸破
(
がば
)
と
跳起
(
はねお
)
き、一声
嘷
(
ほ
)
えて立上らんとするを、起しもあへず鷲郎が、
襟頭
(
えりがみ
)
咬
(
く
)
はへて引据ゆれば。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
岸破(がば)の例文をもっと
(14作品)
見る
岸
常用漢字
小3
部首:⼭
8画
破
常用漢字
小5
部首:⽯
10画
“岸破”で始まる語句
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