トップ
>
嘷
ふりがな文庫
“嘷”の読み方と例文
読み方
割合
ほ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほ
(逆引き)
蹴られて金眸
岸破
(
がば
)
と
跳起
(
はねお
)
き、一声
嘷
(
ほ
)
えて立上らんとするを、起しもあへず鷲郎が、
襟頭
(
えりがみ
)
咬
(
く
)
はへて引据ゆれば。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
『類函』に虎能く人気を識る、いまだ百歩に至らざるに伏して
嘷
(
ほ
)
ゆれば声山谷に震う、
須臾
(
しばらく
)
して奮い躍りて人を
搏
(
う
)
つ、人勇ある者動かざれば虎止って坐り
逡巡
(
ためらい
)
耳を
弭
(
た
)
れて去ると。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
その
嘷
(
ほ
)
ゆる声百雷の、一時に落ち
来
(
きた
)
るが如く、
山谷
(
さんこく
)
ために震動して、物凄きこといはん方なし。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
嘷(ほ)の例文をもっと
(3作品)
見る
嘷
部首:⼝
15画
“嘷”のふりがなが多い著者
巌谷小波
南方熊楠