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がば
ふりがな文庫
“がば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
岸破
63.6%
俄破
13.6%
瓦破
9.1%
俄然
4.5%
我破
4.5%
臥破
4.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岸破
(逆引き)
ずるずる
黒繻子
(
くろじゅす
)
の解くるを取って棄て、
引据
(
ひきす
)
え、お沢の両手をもて
犇
(
ひし
)
と
蔽
(
おお
)
う乱れたる胸に、
岸破
(
がば
)
と手を
差入
(
さしいれ
)
る
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
がば(岸破)の例文をもっと
(14作品)
見る
俄破
(逆引き)
彼は
俄破
(
がば
)
と跳ね起きて階段の上から覗いて見るとドーブレクが今しも階段を降りて庭の方へ行く様子。
水晶の栓
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
がば(俄破)の例文をもっと
(3作品)
見る
瓦破
(逆引き)
瓦破
(
がば
)
と
起
(
た
)
った治部太夫は、身軽く躍りあがって槍をとった。槍
鞘
(
ざや
)
はケシ飛んで、蒼白い
燦
(
きらめ
)
きが穂先四寸に放たれた。
討たせてやらぬ敵討
(新字新仮名)
/
長谷川伸
(著)
がば(瓦破)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
俄然
(逆引き)
屍を守る
見樣
(
みえ
)
で、棒の如く突立つた女は、軈て
俄然
(
がば
)
と身を投て、伏重なつたと思ふと、
熟
(
じつ
)
と僵れて身動も仕無い。
二十三夜
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
がば(俄然)の例文をもっと
(1作品)
見る
我破
(逆引き)
金銀、
硨磲
(
しゃこ
)
、
瑪瑙
(
めのう
)
、
琉璃
(
るり
)
、
閻浮檀金
(
えんぶだごん
)
、の属を挙げて、ことごとく退屈の
眸
(
ひとみ
)
を見張らして、疲れたる頭を
我破
(
がば
)
と
跳
(
は
)
ね起させるために光るのである。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
がば(我破)の例文をもっと
(1作品)
見る
臥破
(逆引き)
敦夫は
臥破
(
がば
)
と起上った。そして記録の紙を一枚一枚、光に透かして
叮嚀
(
ていねい
)
に見ていたが、急にそれを投出して
立上
(
たちあが
)
った。
殺生谷の鬼火
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
がば(臥破)の例文をもっと
(1作品)
見る
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