海驢あじか)” の例文
海驢あじかの皮八枚を敷き、その上にきぬの敷物を八枚敷いて、御案内申し上げ、澤山の獻上物を具えて御馳走して、やがてその女トヨタマ姫を差し上げました。
全く内地にもすくない水郷だという感じが私を喜ばせた。海驢あじかのように黒くて大きな流木も浮んで見えた。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
海豹島、幾万の膃肭獣と、海豹と、海驢あじか
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)