“東人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あずまびと70.0%
あづまど10.0%
あづまびと10.0%
アヅマド10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また此歌の左注に、憶良が病んだ時、藤原朝臣八束ふじわらのあそみやつか(藤原真楯またて)が、河辺朝臣東人あずまびとを使として病を問わしめた、その時の作だとある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
ことよそほひの東人あづまどと、なれやはひとり
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
しばしば蝦夷えみし東人あづまびと毛人けびとなどと名乗つたのは、一つには、奥羽地方人の勇猛
津軽 (新字旧仮名) / 太宰治(著)
「夷三郎殿」などゝ言はれた「えびす」神は、実は常世神の異教視せられた名であつた。異教から稀にのみ来る恐るべき神という属性は、東人アヅマドその他を表す語なる「えびす」に当てはまつてゐた。