“賛”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方割合
さん59.1%
22.7%
たす13.6%
たた4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治神宮の用材をさんして、彬々ひんひんたるかな文質と云ふ農学博士あれば、海陸軍の拡張を議して、艨艟罷休もうどうひきうあらざる可らずと云ふ代議士あり。
としより夫婦は声も節も昔のごとしとめ、年若き四人は噂にたがわざりけりと聴きほれぬ。源叔父は七人の客わが舟にあるを忘れはてたり。
源おじ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
孔子……春秋をつくるに至りては、筆すべきは則ち筆し削るべきは則ち削り、子夏の徒も一辞をたすくることあたわず。弟子、春秋を受く。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
供養のために、初路さんの手技てわざたたえようと、それで、「糸塚」という記念の碑を。」
縷紅新草 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)