“賛否”の読み方と例文
読み方割合
さんぴ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて会話は、こんなことで、賛否さんぴこもごも花が咲いて、あいだに配達の夕刊がとどいたので、ちょっと話がとぎれたぐらいのことでした。
先刻せんこくから、賛否さんぴいずれともいわなかった、年のころ二十五、六さい小柄こがらな紳士は、そのとき突然とつぜん立ちあがって
ジェンナー伝 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
と、のみで、敢えて彼はそのどっちへも、賛否さんぴを明らかにしなかった。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)