“さんぴ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
賛否75.0%
讃否12.5%
酸鼻12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先刻せんこくから、賛否さんぴいずれともいわなかった、年のころ二十五、六さい小柄こがらな紳士は、そのとき突然とつぜん立ちあがって
ジェンナー伝 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
讃否さんぴは別として、現代思想というものが、幾分か領会せられるなかだちになるとすれば、雑誌に家常茶飯を出すのも、単に娯楽ばかりでなくなりますね。
突然、召状めしじょうがあって、範宴は叡山えいざんを下り、御所へ行くあいだの辻々で、そういう酸鼻さんぴなものを、いくつも目撃した。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)