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衆
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しゆう
ふりがな文庫
“
衆
(
しゆう
)” の例文
何
(
なん
)
の
爲
(
ため
)
に
私
(
わたし
)
だの、そら
此處
(
こゝ
)
にゐる
此
(
こ
)
の
不幸
(
ふかう
)
な
人達計
(
ひとたちばか
)
りが
恰
(
あだか
)
も
獻祭
(
けんさい
)
の
山羊
(
やぎ
)
の
如
(
ごと
)
くに、
衆
(
しゆう
)
の
爲
(
ため
)
に
此
(
こゝ
)
に
入
(
い
)
れられてゐねばならんのか。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
勘次
(
かんじ
)
はそれを
聞
(
き
)
くに
堪
(
た
)
へないで、
彼
(
かれ
)
は
其
(
そ
)
の
夜
(
よ
)
に
限
(
かぎ
)
つて
自分
(
じぶん
)
で
與吉
(
よきち
)
の
手
(
て
)
を
曳
(
ひ
)
いて
自分
(
じぶん
)
の
家
(
うち
)
へと
闇
(
やみ
)
の
中
(
なか
)
へ
身
(
み
)
を
沒
(
ぼつ
)
した。
若
(
わか
)
い
衆
(
しゆう
)
は三
人
(
にん
)
の
後姿
(
うしろすがた
)
を
見
(
み
)
て
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
此
(
この
)
居士
(
こじ
)
は
顏
(
かほ
)
が
坊
(
ばう
)
さんらしいので、
時々
(
とき/″\
)
僧堂
(
そうだう
)
の
衆
(
しゆう
)
に
交
(
まじ
)
つて、
村
(
むら
)
の
御齋
(
おとき
)
抔
(
など
)
に
出掛
(
でか
)
ける
事
(
こと
)
があるとか
云
(
い
)
つて
宜道
(
ぎだう
)
が
笑
(
わら
)
つてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
おゝ
金子
(
かね
)
だ、
大層
(
たいそう
)
持
(
も
)
つて
居
(
ゐ
)
やアがるナ、もう死ぬと
云
(
い
)
ふので
己
(
おれ
)
が
見舞
(
みめえ
)
に
行
(
い
)
つてやつたから、
金兵衛
(
きんべゑ
)
さんに
是
(
これ
)
だけ
残余
(
あと
)
はお
長家
(
ながや
)
の
衆
(
しゆう
)
へツて、
施与
(
ほどこし
)
でもするのか
知
(
し
)
ら
黄金餅
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「さうだよ。追放の軍人だから面白いンだ。かうした軍人あがりは、気合をかける事は板についてゐるからね。すべて、
烏合
(
うがふ
)
の
衆
(
しゆう
)
相手には、
高飛車
(
たかびしや
)
な気合だけなンだ……」
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
▼ もっと見る
老人
衆
(
しゆう
)
にむかひ、あるじはかならず此下に
在
(
あ
)
るべし、いざ
掘
(
ほ
)
れほらんとて大勢一度に立かゝりて
雪頽
(
なだれ
)
を
砕
(
くだ
)
きなどして
掘
(
ほり
)
けるほどに、大なる
穴
(
あな
)
をなして六七尺もほり入れしが目に見ゆるものさらになし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
参宮
(
さんぐう
)
の
衆
(
しゆう
)
にかあらむ、
旅
(
たび
)
びとの
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“衆(
僧
)”の解説
僧(そう、sa: संघ Saṃgha)は、サンガを音写した「僧伽」の略で仏教の戒律を守る男性の出家修行者である「比丘(びく)」と女性の出家修行者である「比丘尼(びくに)」の集団のこと。仏教の三宝の一つ。在家信者を含めた教団を僧(サンガ)とは呼ばず、出家者が四人以上集まったとき僧となる。男性の出家修行者の集団を比丘僧といい、女性の場合は比丘尼僧という。衆あるいは和合衆と訳される。
(出典:Wikipedia)
衆
常用漢字
小6
部首:⾎
12画
“衆”を含む語句
若衆
衆人
衆生
群衆
女衆
男衆
旦那衆
女子衆
連衆
民衆
公衆
女郎衆
大衆
聴衆
子供衆
公家衆
此方衆
女中衆
媽々衆
素人衆
...