“参宮”の読み方と例文
読み方割合
さんぐう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長者は二三日すると伊勢参宮さんぐうをすることになっておりました。長者はなるほどと思いました。しかし逃亡しようとした奴隷どれいをそのままにして置くわけには往きません。
宇賀長者物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
まず四人同道で伊勢いせ参宮さんぐうのために京都を出る時に、道すがら三人の者がそれぞれ詩や歌をむと、道無斎がそれを聞いて、滔々とうとうとして次のごとき説法を始めるのである。
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)
参宮さんぐう小幡おばたどまりや明の春 里東
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)