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参宮
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さんぐう
ふりがな文庫
“
参宮
(
さんぐう
)” の例文
長者は二三日すると伊勢
参宮
(
さんぐう
)
をすることになっておりました。長者はなるほどと思いました。
併
(
しか
)
し逃亡しようとした
奴隷
(
どれい
)
をそのままにして置くわけには往きません。
宇賀長者物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
まず四人同道で
伊勢
(
いせ
)
参宮
(
さんぐう
)
のために京都を出る時に、道すがら三人の者がそれぞれ詩や歌を
詠
(
よ
)
むと、道無斎がそれを聞いて、
滔々
(
とうとう
)
として次のごとき説法を始めるのである。
貧乏物語
(新字新仮名)
/
河上肇
(著)
参宮
(
さんぐう
)
の
小幡
(
おばた
)
どまりや明の春 里東
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
参宮
(
さんぐう
)
の
衆
(
しゆう
)
にかあらむ、
旅
(
たび
)
びとの
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
明治五年
比
(
ごろ
)
の晩春の夕方、
伊良湖岬
(
いらこざき
)
の手前の
磯
(
いそ
)
に寄せて来た漁船があった。それは
参宮
(
さんぐう
)
帰りの客を乗せたもので、五十前後に見える父親と、
二十歳
(
はたち
)
位になる
忰
(
せがれ
)
の二人
伴
(
づれ
)
であった。
参宮がえり
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
“参宮”の意味
《名詞》
神社(特に伊勢神宮)に参拝すること。
(出典:Wiktionary)
参
常用漢字
小4
部首:⼛
8画
宮
常用漢字
小3
部首:⼧
10画
“参宮”で始まる語句
参宮名所図会