“女中衆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おなごしゅ40.0%
じょちゅうしゅう20.0%
ぞつうす20.0%
をなごし20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あのの背中を流す女中衆おなごしゅさんから聞き出したことで……私は、いつも其家此家そこここおなごたちの文使いをして遣りまするで、蔵元屋の女中さんも、詳しゅう話いて聞かせました上に
「そうかね、女中衆じょちゅうしゅうも二人ばッかいるだから、」
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
八「はせな、身体かあだすびれてあうけねい、す事が出来ぜきねい、ホリャ困っさな、女中衆ぞつうす/\」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「三年程前から、慰みにやつて見たんどす、女中衆をなごしと二人きりで寂して仕様おまへんよつてな。三味線教へてたかて辛気臭しんきくさうてあきまへん。うにやめて了うたんどす。」
乳の匂ひ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)