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手短
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てみじ
ふりがな文庫
“
手短
(
てみじ
)” の例文
これこそ、
時限
(
じげん
)
暗号というもので、音と音との間隔が、暗号数字になっているのであった。私は白木の傍へとんでいって、
手短
(
てみじ
)
かにこれを報告した。
暗号音盤事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
是がなお未決のままで残るが、その参考になる少しの事実もある。ちょうどこの
序
(
ついで
)
に
手短
(
てみじ
)
かにそれを述べておきたい。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ナニ
私
(
わたくし
)
が
死
(
し
)
ぬる
前後
(
ぜんご
)
の
事情
(
じじょう
)
を
物語
(
ものがた
)
れと
仰
(
お
)
っしゃるか……。それではごく
手短
(
てみじ
)
かにそれだけ
申上
(
もうしあ
)
げることに
致
(
いた
)
しましょう。
今度
(
こんど
)
こそ、いよいよそれっきりでおしまいでございます……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
彼女は、私が自分の家庭教師だと聞いて、側へ來て私と握手した。で、私は朝食に彼女を連れてゆきながら、彼女の話す言葉で少しばかりものを云ひかけてみた。最初彼女は
手短
(
てみじ
)
かに答へた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
手短
(
てみじ
)
かに私の心づいたことを述べておくと、その一つはニライまたはニルヤという単語の由来を尋ねることである。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
▼ もっと見る
僕は
手短
(
てみじ
)
かに経過を報告して、憲兵隊の
方々
(
かたがた
)
を
同道
(
どうどう
)
して来たことをセントー・ハヤオに物語りました。相手は大変嬉しいという意味の符号を打ち返して来ました。
壊れたバリコン
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そこで竹見は、
手短
(
てみじ
)
かに、ハルクのことをはなして、丸本にもハルクを見かけなかったかとたずねたが、丸本もやはり知らないとこたえた。竹見は、いよいよ
落胆
(
らくたん
)
した。
火薬船
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
私はそのわけをこれこれですと、
手短
(
てみじ
)
かに兄に話をしてきかせました。
崩れる鬼影
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
短
常用漢字
小3
部首:⽮
12画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭