“噤(つく)” の例文
「何うせ、人生(じんせい)ツてものは淋しいものさ。不幸なことを謂や僕なんか随分(ずいぶん)………」と謂ひかゝツて、ふと口を噤(つく)むでお房は氣の無い顏で外の方を眺(なが)めてゐる。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)