“口噤”の読み方と例文
読み方割合
くちつぐ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ですからわたくしは、何処どこに往っても、樹の有る処、花の有る処、乃至ないしは黙々と口噤くちつぐむ石、空を一抹いちまつの雲の有るところでは、決して自分がたった独りでいるのだとは思いはしないのです。