“ごうけつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
豪傑100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、王さまは、まえにした約束のことを後悔こうかいして、どうしたらこの豪傑ごうけついはらえるだろうかと、またまた考えていたところでした。
「ばか、貴様は、女の尻にいつくだけが、得意なんだな」とののしり、豪傑ごうけつ笑いしてから、上原なんかと行ってしまいました。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
のみならず、十歳から十六歳までの少年である、胃袋いぶくろはおとなよりもすこやかに、食うことにかけてはことごとく豪傑ごうけつぞろいだからたまらない。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)