“草分”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くさわけ80.0%
くさわき13.3%
くさわ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
原田氏はらだし星亨氏ほしとほるし幕下ばつか雄將ゆうしやうで、關東くわんとうける壯士さうし大親分おほおやぶんである。嶺村みねむら草分くさわけ舊家きうけであるが、政事熱せいじねつ大分だいぶのきかたむけたといふ豪傑がうけつ
大地おほつち草分くさわき、木の神久久野智神くくのちのかみ
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
その折記念に遺して去った蓑笠みのかさは鬼ノ宮に、鍬は藤田という家に伝わっているそうだが、藤田は多分弥十郎の末ですなわち草分くさわけの家であったろう。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)