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豪傑
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がうけつ
ふりがな文庫
“
豪傑
(
がうけつ
)” の例文
原田氏
(
はらだし
)
は
星亨氏
(
ほしとほるし
)
幕下
(
ばつか
)
の
雄將
(
ゆうしやう
)
で、
關東
(
くわんとう
)
に
於
(
お
)
ける
壯士
(
さうし
)
の
大親分
(
おほおやぶん
)
である。
嶺村
(
みねむら
)
草分
(
くさわけ
)
の
舊家
(
きうけ
)
であるが、
政事熱
(
せいじねつ
)
で
大分
(
だいぶ
)
軒
(
のき
)
を
傾
(
かたむ
)
けたといふ
豪傑
(
がうけつ
)
。
探検実記 地中の秘密:03 嶺の千鳥窪
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
人の
憂
(
うれ
)
ひを憂ひ人の
樂
(
たのし
)
みを樂むは
豪傑
(
がうけつ
)
好義
(
かうぎ
)
の情なり然ば與惣次は如何にもして此
無實
(
むじつ
)
の罪を
解
(
と
)
き命を助せんと
種々
(
しゆ/″\
)
心を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
『
爲
(
な
)
す
有
(
あ
)
る
人
(
ひと
)
となれ』とは
先生
(
せんせい
)
の
訓言
(
くんげん
)
でした。
人
(
ひと
)
は
碌々
(
ろく/\
)
として
死
(
し
)
ぬべきでない、
力
(
ちから
)
の
限
(
かぎり
)
を
盡
(
つく
)
して、
英雄
(
えいゆう
)
豪傑
(
がうけつ
)
の
士
(
し
)
となるを
本懷
(
ほんくわい
)
とせよとは
其倫理
(
そのりんり
)
でした。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
は
些
(
いさ
)
さか
得意
(
とくゐ
)
の
色
(
いろ
)
を
浮
(
うか
)
べて
鼻
(
はな
)
を
蠢
(
うご
)
めかしたが、
軍艦
(
ぐんかん
)
「
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
」の
甲板
(
かんぱん
)
には
未
(
ま
)
だ
仲々
(
なか/\
)
豪傑
(
がうけつ
)
が
居
(
を
)
る。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
現在頭に火がついてゐるのに、この火焔をどう描写しようなどと考へる
豪傑
(
がうけつ
)
はゐまいからね。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
▼ もっと見る
此
(
この
)
菊塢
(
きくう
)
の
狂歌
(
きやうか
)
二
首
(
しゆ
)
発句
(
ほつく
)
一
句
(
く
)
あり、(手紙と
其書
(
そのしよ
)
も
移転
(
ひつこし
)
まぎれに
捜
(
さが
)
しても知れぬは
残念
(
ざんねん
)
)
兎
(
と
)
にも
角
(
かく
)
にも
一個
(
いつこ
)
の
豪傑
(
がうけつ
)
「
山師
(
やまし
)
来
(
き
)
て
何
(
なに
)
やら
植
(
う
)
ゑし
隅田川
(
すみだがは
)
」と
白猿
(
はくゑん
)
が、
芭蕉
(
ばせう
)
の句をもじりて笑ひしは
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
家業
(
かげふ
)
を
奮發
(
ふんぱつ
)
すれば、あと
三里
(
さんり
)
五里
(
ごり
)
は
走
(
はし
)
れようが、それにしても、
不忍池
(
しのばずいけ
)
の
三十幾囘
(
さんじふいくくわい
)
——
況
(
いは
)
んや
二十七里
(
にじふしちり
)
を
日
(
ひ
)
づけの
車夫
(
くるまや
)
は
豪傑
(
がうけつ
)
であつた。
乘
(
の
)
つたものに
徳
(
とく
)
はない。が、
殆
(
ほとん
)
ど
奇蹟
(
きせき
)
と
言
(
い
)
はねばならない。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
先生
(
せんせい
)
の
生活
(
せいくわつ
)
は
決
(
けつ
)
して
英雄
(
えいゆう
)
豪傑
(
がうけつ
)
の
風
(
ふう
)
では
有
(
あり
)
ません、けれども
先生
(
せんせい
)
は
眞
(
まこと
)
の
生活
(
せいくわつ
)
をして
居
(
ゐる
)
のです、
先生
(
せんせい
)
は
決
(
けつ
)
して
村學究
(
そんがくきう
)
らしい
窮屈
(
きゆうくつ
)
な
生活
(
せいくわつ
)
、ケチ/\した
生活
(
せいくわつ
)
はして
居
(
ゐ
)
ません
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
人の
憂
(
うれ
)
ひをうれひ人の
樂
(
たのし
)
みをたのしむと是は又一
己
(
こ
)
の
豪傑
(
がうけつ
)
なり
偖
(
さて
)
も家主長助は道十郎後家のお光を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
春枝夫人
(
はるえふじん
)
は
世
(
よ
)
にすぐれて
慈愛
(
じひ
)
に
富
(
と
)
める
人
(
ひと
)
、
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
は
彼等
(
かれら
)
の
間
(
あひだ
)
に
此上
(
こよ
)
なく
愛
(
めで
)
重
(
おもん
)
せられて
居
(
を
)
つたので、
誰
(
たれ
)
とて
袂別
(
わかれ
)
を
惜
(
をし
)
まぬものはない、
然
(
しか
)
し
主人
(
しゆじん
)
の
濱島
(
はまじま
)
は
東洋
(
とうやう
)
の
豪傑
(
がうけつ
)
風
(
ふう
)
で
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
云立
(
いひたて
)
九條家を
退
(
しり
)
ぞき
浪人
(
らうにん
)
して近頃美濃國の山中に
隱
(
かく
)
れ住ければ
折節
(
をりふし
)
この常樂院へ來り近しく
交
(
まじ
)
はる人なり此人
奇世
(
きせい
)
の
豪傑
(
がうけつ
)
にて
大器量
(
だいきりやう
)
あれば常樂院の天忠和尚も此山内伊賀亮を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“豪傑”の意味
《名詞》
才知、武勇に優れ、強い人。
大胆な、一風変わった人物。
(出典:Wiktionary)
豪
常用漢字
中学
部首:⾗
14画
傑
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
“豪傑”で始まる語句
豪傑肌
豪傑連
豪傑儕
豪傑風
豪傑揃
豪傑然
豪傑気取