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憖
ふりがな文庫
“憖”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なまじ
54.2%
なま
33.3%
なまじい
8.3%
なまじひ
4.2%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なまじ
(逆引き)
情
(
つれ
)
なかりし昔の報いとならば、此身を
千千
(
ちゞ
)
に
刻
(
きざ
)
まるゝとも
露壓
(
つゆいと
)
はぬに、
憖
(
なまじ
)
ひ
仇
(
あだ
)
を
情
(
なさけ
)
の御言葉は、心狹き妾に、恥ぢて死ねとの御事か。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
憖(なまじ)の例文をもっと
(13作品)
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なま
(逆引き)
「しかし、その信心ができぬ。拙者にはこうなるが天罰じゃ、当然の罰で眼が見えなくなったのじゃ、これは
憖
(
なま
)
じい治さんがよかろうと思う」
大菩薩峠:05 龍神の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
憖(なま)の例文をもっと
(8作品)
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なまじい
(逆引き)
されど今
憖
(
なまじい
)
に鷲の首などと
謂
(
い
)
う時は、かの恐しき魔法使の整え来ぬとも
料
(
はか
)
り難く因りて
婆々
(
ばば
)
が思案には
妖僧記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
憖(なまじい)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
なまじひ
(逆引き)
おのれも始め美人の英語を用ゐむと思ひしかど、かかる造語は
憖
(
なまじひ
)
に理詰ならむよりは、出まかせの
可笑
(
をかし
)
き響あらむこそ
可
(
よ
)
かめれとバイスクリイムとも
思着
(
おもひつ
)
きしなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
憖(なまじひ)の例文をもっと
(1作品)
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憖
漢検1級
部首:⼼
16画
“憖”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
高山樗牛
三島霜川
浜尾四郎
三遊亭円朝
二葉亭四迷
作者不詳
中里介山
大倉燁子