“思着”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おもいつき40.0%
おもひつ40.0%
おもひつき20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それはいい思着(おもいつき)だ、当地では捨てるほどあり余っているのだから、もし売れたらいい物産になるだろう、……よく考えたな」
蕗問答 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
おのれも始め美人の英語を用ゐむと思ひしかど、かかる造語は憖(なまじひ)に理詰ならむよりは、出まかせの可笑(をかし)き響あらむこそ可(よ)かめれとバイスクリイムとも思着(おもひつ)きしなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
何でも昨日(きのふ)医者が湯治が良いと言うて切(しきり)に勧めたらしいのだ。いや、もう急の思着(おもひつき)で、脚下(あしもと)から鳥の起(た)つやうな騒をして、十二時三十分の滊車(きしや)で。ああ、独(ひとり)で寂いところ、まあ茶でも淹(い)れやう
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)